【パパママ社員インタビューVol.2】社内初の産休取得ママ社員に聞いてみた!
パパママ社員が多く活躍するKMCgroup。「子どものお迎えのため席を外します」「子どもの学校行事のためお休みいただきます」といったやり取りが飛び交うことは日常茶飯事!
仕事と育児を両立しながら、柔軟な働き方をしている社員が沢山います。
以前、ママ社員としてインタビューを掲載したPR戦略局執行役員(当時は局長)の弊社園部に続き、今回は、社内で初めて産休を取得した社員であるPR戦略局 佐藤にインタビュー!
最前線で数々の案件のマネージャーとして活躍する佐藤に、PRの仕事の面白さ、そして育児をしながらKMCで働くことについて聞いてみました。
KMCの産休第1号!不安なく子育てできる環境も
―よろしくお願いします!改めて、これまでの経歴と現在の仕事内容について教えてください!
佐藤:大学卒業後、テレビの制作会社に7年間勤務し、番組ディレクターをしていました。TBSで以前放送されていた「はなまるマーケット」などの情報番組を担当したのち、2014年にKMCgroupに入社しました。
KMCでは、メディアとコミュニケーションを取ってアプローチを行うメディアプロモーターを担当し、2018年からお客様との窓口に立ちPR戦略の提案を行うアカウント業務や、マネージャー業務をしています。
―KMCにジョインするまではテレビのディレクターだったのですね!KMC歴は9年ということですが、これまでどんな案件を担当してきましたか?
佐藤:食品業界や旅行業界、小売業界、HR業界など、本当に多岐にわたる業界の案件に携わっています。かれこれ4~5年のお付き合いになるお客様も多いですね。
―その中でも特に印象的な案件はあるのでしょうか?
佐藤:やはり、長くお付き合いがあるお客様の案件は印象的です。2020年以降は、コロナ禍、そしてインフレに円安の進行と、大きく経済環境が変化し、私たちの暮らしも大きな変化を遂げました。特にここ数年は、昨日の常識が今日の非常識になっている!くらいの変化だったと思います。
クライアントの経営状況も刻々と変化していく中で、商品・サービスを通して社会に対しどんな価値を提供できるのか、そしてそれをどう伝えるか。経営陣の意向も踏まえメッセージを言語化し、合意形成を取り、それをうまく世の中に発信できた時は、やはりやりがいを感じましたね!経営環境が変化する中で、広報がパーパスドリブンで事業をけん引する場面に何度か携われたことは本当に良い経験だった思います。
―KMCで一緒に仕事をしていて、佐藤さんの「常にお客様ファーストの姿勢」は社内随一だと感じています。
実際にお客様とコミュニケーションを取る中で意識していることや、秘訣があれば教えていただきたいです!
佐藤:常にお客様が抱えている課題を理解しようとすること。それを自分事化し、どうしたら求められていること以上のものをアウトプットすることができるかを意識しています。
PR会社という企業の外にいる存在だからこそ広い視点で世の中を見るように意識し、その企業の経営戦略と連動したPR戦略を提示できるよう心掛けています。
―KMCに入社した直後に出産されていますが、入社後すぐの出産は不安ではなかったですか?
佐藤:正直、あまり不安はなかったです。復帰したら机がなくなっているかも(笑)とか、仕事についていけなくなるかも、などそういった不安は不思議となかったですね。それも、会社が手厚いフォローをしてくれるという安心感があったからだと思います。
当時、産休第1号でベンチマークになる人がいなかったので、子どもが生まれた後、どのようなペースで仕事ができるのか、具体的なイメージが持てなかったことは不安でしたが、会社に対しての不安は感じていなかったですね。
―なるほど…不安なく、子育てに集中できる環境が整っているのですね!
仕事も家庭も両立、「バカンス休暇」で2週間の家族旅行!
―実際にママになって変わったことはありましたか?
佐藤: 変わった点でいうと、家庭と仕事のメリハリを意識するようになりましたね!
ママになるとどうしても子どもとの時間の確保が必要であり、仕事から離れないといけない時間が発生します。仕事も家庭も全てを自分でやろうとすると、結果的にはパンクし、家族にも同僚にも迷惑をかけてしまうので、仕事と家庭をきっぱりと分けることを心がけました。
家庭内でいうと、「家事はできる人がやる」を徹底しました。旦那がバラエティ番組のディレクターということもあり、不規則かつ、先の予定も分からないのですが、どちらか一方が忙しいタイミングは仕事に集中、もう一方は家事の担当。料理は嫁、ゴミ出しは旦那のような役割分担は日ごろからせず、「できる方がやる」を徹底して乗り切っています。
社内ではチームのメンバーに事前に状況を伝えることや、苦手なことは得意な人に任せる、〆切に間に合わなそうなときは分担するなど、チームメンバーや会社に理解いただいていることが多々あり、大変有難いですね。
―日々せわしなく過ごす中でメリハリをつけて生活している佐藤さん。意識の高さ、尊敬します!
復職されたときはどうでしたか?
佐藤:前述の通り、KMCでは 産休取得第一号であり前例のない中の産休となりましたが、復帰後は、会社に相談しながら徐々に仕事量を増やしていくことができました。第1子かつ、初めての保育園だったので、焦りは禁物です(笑)。半年で産休から復帰したため、自分の業務キャパを把握しつつ、最初から100%ではなく50%、60%、80%…と徐々に仕事量を増やしていけるよう、当時の上長とコミュニケーションを取りながら調整しました。
―最初から100%でなく、調節しながら働ける環境は復帰後も心強いですね。
現在は娘さんが7歳とのことですが、育児と仕事を両立させる秘訣はありますか?
佐藤:正直、仕事と育児の両立でストレスを溜め込んでしまうこともありますが(笑)、仕事と休日のメリハリをつけ、休む時はしっかり休むようにしています!
もともと旅行が趣味なので、長期休みなどのときは家族や子どもと一緒に出かけています。2022年にはKMCの福利厚生の「バカンス休暇」を取得し、2週間のお休みをもらいました。平日やシーズンオフのタイミングに長期休暇をもらえることは、そうそうにないので、旦那にも仕事を空けてもらい、家族と長崎旅行に行きました!ちょうど娘の入学式の前のタイミングだったので、入学祝を兼ねて旅行ができ、本当に良い思い出になりました。
初めての長崎で、初のハウステンボス、初の軍艦島、島巡りと思いっきり遊びました!
他にも、何かしら「目標を設定しゴールを追い求めること」がストレス発散になるので、登山やダイエット(笑)など、仕事以外でも常に上を目指し日々取り組んでいます。
“ママ目線”で共感を生むPRを
―プライベートは思いっきり楽しんでいる佐藤さん。ここでもメリハリのある生活を感じます。実際にママになった経験がPRに活かされることもあるのでしょうか?
佐藤:PRに必要なスキルのうち、ひとつが「共感」を育む力です。世の中との接点を見つけだし、「共感」を作っていくことで企業のファンが増えれば、事業成長につながります。
いま、テレビ視聴率の重要指標が世帯視聴率からコア視聴率、いわゆるファミリー層の個人視聴率にシフトしているように、子育て世代やママをターゲットにしたPR施策は非常に多いです。
自分自身が「子育て世代」なので、どのようなメッセージであれば共感を生み出すことができるのか、というその世代のインサイトを実体験から感覚的につかむことができるのは、大きなアドバンテージであると感じますね。
―最後に、働きながら子育てをすることについて一言お願いします!
佐藤:仕事と子育ての両立は正直楽ではありません…!
ですが、これまでを振り返ると、子どもの成長とともに、自分自身も様々なトライ&エラーを繰り返しながら一緒に成長してきたんだなと感慨深くなりますね。きっと子どもと仕事が私を育ててくれたんだと思います。時には、保育園や学校が休校となり、仕事の現場や会社に子どもを連れて行くこともありましたが、担当しているお客様も社内のメンバーも子どもを温かく迎えてくれました。本当に恵まれた環境だと思います。
KMCは柔軟な働き方ができ、声を上げれば、社長をはじめ社内全体で上手くいく方法を一緒に考えてくれる環境があります。子どもを育てながら、子どもと一緒に成長できる環境を日々有難く感じています!
仕事も子育ても、上手に両立している印象が強い佐藤さんですが、ふだん同僚には見せない苦労話も聞くことができました…!
どちらも一生懸命向き合っているからこそ、PRの仕事にも生きている点がとても勉強になりました!
KMCでは、社内で協力する体制だけでなく「保育手当て」の制度があるなど、育児のサポート体制も充実しています。
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佐藤映里
早稲田大学政治経済学部卒業後、テレビ制作会社に勤務。TBS「はなまるマーケット」「いっぷく!」等、主婦向けの生活情報番組にディレクターとして7年間在籍し、ネタ出し・台本作り・編集と幅広く担当した。本番組の終了をきっかけにKMCgroupにジョイン。現在はPR戦略局 戦略コンサルタントとして活躍する。