【PRカレンダー】2024年5月に抑えたいPRトピックス
季節の話題や、いま注目を集めているニュースのトピックスをまとめたKMCの「PRカレンダー」第3弾は5月編!新生活にも慣れ、生活に落ち着きが出るタイミングですよね。同時に「五月病」という言葉にもあるように、新生活の疲れも出てくる時期です。新緑が美しく、レジャーや旅行にも絶好のシーズンですが、PRトピックスとしては定番である「母の日」や「憲法記念日」、「こどもの日」なども含めたゴールデンウィークもあり盛りだくさんなのが5月の特徴です。
今回は5月の広報・PR担当者なら抑えておきたいトピックスをまとめました。
レジャーシーズン到来!お出かけ情報も増える5月の話題
5月は春から初夏に移り変わる新緑の季節。暖かくなり、レジャーやアクティビティを楽しむ人も多いことからお出かけスポットやアウトドア情報など外遊びネタの記事も増える時期です。そんな5月にメディアバリューがありそうなトピックスをピックアップしました。
【5月3日/憲法記念日】
ゴールデンウィーク中の祝日の1つに含まれているものの、どの日が憲法記念日か知らないという方もいるかもしれません。日常的に触れ合う機会は少ないものの、国民にとって深く関係している憲法。この日に合わせ、憲法について啓蒙する活動やイベントや“ルール”についてのトピックスなどがメディアに取り上げられやすい傾向があります。
<事例紹介>
改憲機運は高まらず71% 同性婚71%容認、憲法世論調査
https://nordot.app/1025859787696029696
憲法記念日を前に同性婚に関する世論調査結果を発信。
【5月4日/みどりの日】
新緑の季節にある祝日「みどりの日」には、国公立公園が無料開放されたり、自然に関するイベントが各地で開催されます。緑色をモチーフにした製品やプロジェクトなど、“緑”を絡めた様々な切り口で発信できる祝日の一つです。
<事例紹介>
緑がイメージカラーの企業6社が協力『グリーン・クリーン・プロジェクト2022』
https://www.pipjapan.co.jp/green-clean-project
“緑”というキーワードでつながった企業6社が、環境に優しい取り組みやキャンペーンを行い、周知していく活動。
【5月5日/こどもの日】
「こどもの日」は「端午の節句」としても知られており、鯉のぼりを飾ったり、かしわ餅やちまきを食べるといった習わしがあります。ゴールデンウィーク期間中でもあることから、子ども向けや家族向けのイベントやスポットのメディアバリューが高くなるほか、「鯉」にまつわるものが取り上げられることも!
<事例紹介>
春季特別イベント「馬とあそぼうこどもの日」
5月5日(日)開催!
https://www.bajibunka.jrao.ne.jp/uma/event/event_20240329_02.html
根岸競馬記念公苑にてこどもの日のタイミングで馬と触れ合えるイベント「馬とあそぼうこどもの日」を開催。
【5月12日/母の日】
5月の第2日曜日は「母の日」。日本では、カーネーションやバラなどの花を贈るのが一般的ですよね。普段、直接言葉で日頃の感謝を伝えるのが恥ずかしいけど母の日なら感謝を伝えられるという人もいるのではないでしょうか?
母の日はメディアが取り上げやすい記念日のとして、お母さんに感謝を伝えるきっかけになるイベントやキャンペーン、自社の活動など発信において汎用性の高い記念日の一つです。
フラワーロス救出プロジェクト
フラワーロスという社会課題の解決に向け、年間約10億本が廃棄されている「花」を活かして新たな市場開拓や販売手法の多様化を図り、フラワーロスを削減するプロジェクト
【五月病】
ゴールデンウィーク明けに仕事・学業に対するモチベーションが下がってしまう現象を指す言葉です。長期休みに仕事や勉強から離れてゆっくりしたあと、なんとなくやる気が出ないという経験は皆さんも一度はしたことがあるのではないでしょうか?
働き方に不満を感じている人の半数以上が5月病を経験 自宅でのリフレッシュのすすめ
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/research/20230420
積水ハウスが5月病の時期に向けて自宅でリフレッシュできる生活空間の提案のため「5月病に関する調査」を実施。
今年要注目!2024年5月に話題になりそうなトピックス
毎年恒例のものだけでなく、今年ならではのトピックスをインプットし、自社に絡めた発信を行うことでメディア露出の可能性は高まります。2024年5月に話題になりそうなトピックスをまとめました。
【新型コロナウイルスの感染症の5類移行から1年】
新型コロナウイルスの感染法上の分類が2023年5月8日から、インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。今年は5類移行後1年という節目の時期であることから、混乱が落ち着いた新型コロナウイルスが改めてメディアに取り上げられる可能性があります。メディアや消費者の関心が高まるこの時期に合わせて、自社の製品やサービスと絡めた調査リリースの発信などを行うのも良いでしょう。
【トラックドライバーの労働時間規制から1か月】
2024年4月から働き方改革により時間外労働時間の上限が設定され、物流・運送業界では、「2024年問題」が浮上し、テレビや新聞など、様々なメディアにも取り上げられています。5月は上限が設定されてから1か月の節目であり、企業の対策や現状など、上限設定後再び注目が集まる可能性があります。1か月経過後のデータを前もって準備し発信することで、取材の機会を創出できるかもしれません。
時事性のあるトピックスに合わせて効果的な発信を!
毎年ゴールデンウィークのタイミングでお出かけ情報が取り上げられるように、季節や時事性のあるトピックスに合わせることで、より露出が期待できる効果的な情報発信に繋がります。
今後も月ごとに注目の集まりそうなトピックスを発信していくのでお楽しみに!